蔵の猫と、珈琲の時間。― はじめに ―
- 店主・油屋

- 1月1日
- 読了時間: 2分
更新日:1月11日

■ 蔵三(くらぞう)
江戸時代の終わり頃、栃木県栃木市で生まれた喋る猫。明治の文明開化の折に初めて珈琲を口にし、その美味しさに感激して喋れるようになった。それ以来、珈琲の魅力に取り憑かれ、豆・焙煎・淹れ方まで何でも知っている。落ち着いた古風な口調で、珈琲のことを優しく教えてくれる。

■ 美里(みさと)
栃木市に住む20代のOL。仕事に少し疲れ気味だったある日、喋る猫の蔵三と出会い、珈琲の美味しさと、珈琲のある暮らしを知る。一杯の珈琲で気持ちが前向きになることを実感し、今では「もっと珈琲を知りたい」と蔵三に教わっている。
Illustration by 小日向真芽 様
はじめに
仕事に追われて、気づけば一日があっという間に終わってしまう。
そんな毎日の中で、ふと立ち止まる時間はありますか。
栃木市で暮らす美里も、少し前まではそうでした。
忙しさに追われ、気持ちに余裕がなくなっていたある日、
彼女は一匹の不思議な猫と出会います。
江戸時代の終わりに生まれ、明治の頃に珈琲の美味しさに目覚めた喋る猫――蔵三。
「珈琲は、ただの飲み物ではないのじゃよ」
そう言って蔵三は、豆のこと、焙煎のこと、香りや味わいの話を、まるで昔話のように語り始めました。
このブログは、珈琲に詳しい蔵三と、珈琲をもっと知りたい美里の対話を通して、珈琲豆のことや、珈琲のある暮らしをゆっくりと紐解いていく場所です。
難しい話は少なめに。けれど、今日の一杯が少し美味しく感じられるように。
それではまず、「珈琲豆ってそもそも何?」というお話から、一緒に始めていきましょう。
今日のお話が、あなたの珈琲時間を少しだけ楽しくするきっかけになれば嬉しいです。
それではまた、次の一杯のお話でお会いしましょう。
次回は、「珈琲豆ってそもそも何?」

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