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【#聴く珈琲_秋】8月
皆さま、このたびもたくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございました。 夏の終わりが近づき、朝夕の風にほんの少しだけ次の季節を感じる頃。 今回の #聴く珈琲 は、ひと足早く「秋」、そして「香り」をテーマに作品を募集しました。 珈琲と「香り」は、切っても切り離せないものです。けれど今回寄せられた作品を読んでいると、香りは単に「いい匂い」として描かれるだけではありませんでした。 遠い日の記憶を連れてくる香り。人と人をつなぐ香り。慣れない場所で緊張をほどいてくれる香り。そして、季節が移ろったことをそっと知らせる香り。 目には見えないからこそ、ひとたび記憶と結びつけば、時間も距離も軽々と越えてしまう。 そんな「香り」の不思議さを、それぞれ異なる角度から感じさせてくれた作品たちでした。 それでは、#聴く珈琲 8月分の選考結果を発表いたします。 ▶8月の結果はコチラ「【#聴く珈琲_秋】8月」 〇最優秀賞 「金木犀は知っている」 作:紫冬湖 様 秋晴れの空、金木犀の香り、そして友香と飲む缶コーヒー。何気ない放課後のようでいて、その時間には卒業と別れが静か
9月1日読了時間: 5分


【#聴く珈琲_夏】6月の感想
このたびも #聴く珈琲 にたくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございました。 夏のテーマは「夜の珈琲」。眠れない夜、誰かを想う夜、雨音に耳を澄ます夜、旅の途中の夜──。 同じ「夜」という時間を描きながらも、それぞれ異なる景色や感情が広がっており、選考は最後まで大変悩ましいものとなりました。 それでは、6月の受賞作品をご紹介いたします。 ▶6月の結果はコチラ「【#聴く珈琲_夏】6月」 〇最優秀賞 「ブラック&ミルク」 作:二宮白黒郎様 夜の静けさの中で描かれる親子の対話が、とても自然で心を打つ作品でした。 コーヒーの「ブラック」と「ミルク」を、父親と息子、それぞれの心情や距離感に重ね合わせた構成は見事です。ブラックコーヒーの苦味が人生の苦労や葛藤を、そこへ注がれるミルクが思いやりや許しを象徴しているようにも感じられました。 日常のひと場面だからこそ伝わる温もりがあり、読後には胸の奥がじんわりと温かくなります。 「夜の珈琲」というテーマを、人と人との絆を描く物語へと昇華させた完成度の高さを評価し、最優秀賞といたしました。 〇油屋賞 「静けさに
7月1日読了時間: 4分
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