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店主・油屋
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プロフィール
登録日: 2024年5月14日
記事 (48)
2026年10月1日 ∙ 5 分
【#聴く珈琲_秋】9月
秋をテーマにお届けしてきた「#聴く珈琲」。 そのテーマは、「香り」でした。 豆を挽いた瞬間、お湯を注いだ瞬間、カップを口元へ運んだ瞬間。 珈琲と香りは、切っても切れないものです。 けれど今回届いた作品を読んでいると、「香り」はただ鼻で感じるものではないのかもしれない、と思わされました。 ある香りから誰かを思い出したり、もう存在しない場所へ帰ったり、季節の移ろいに気づいたり。あるいは、自分には感じられない香りを、誰かの表情から想像したり。 目には見えない「香り」だからこそ生まれた、さまざまな物語。 それでは、#聴く珈琲 8月分の選考結果を発表いたします。 ▶9月の結果はコチラ「【#聴く珈琲_秋】9月」 〇最優秀賞 「珈琲の記憶」 作:Hiroki 様 雨の日、何度も窓を眺めながら「今日は出かけないのか」と尋ねる彼。テーブルには読みかけの本と、もう会うことのできない奥様が写った古いアルバムがあります。 主人公が珈琲を淹れ、香ばしい匂いが部屋に広がったとき、彼からぽつりとこぼれる「あいつも、珈琲が好きだったな」という一言。そして、それまで触れられなかったアルバムへ、ようやく手が伸びて...
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2026年9月1日 ∙ 5 分
【#聴く珈琲_秋】8月
皆さま、このたびもたくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございました。 夏の終わりが近づき、朝夕の風にほんの少しだけ次の季節を感じる頃。 今回の #聴く珈琲 は、ひと足早く「秋」、そして「香り」をテーマに作品を募集しました。 珈琲と「香り」は、切っても切り離せないものです。けれど今回寄せられた作品を読んでいると、香りは単に「いい匂い」として描かれるだけではありませんでした。 遠い日の記憶を連れてくる香り。人と人をつなぐ香り。慣れない場所で緊張をほどいてくれる香り。そして、季節が移ろったことをそっと知らせる香り。 目には見えないからこそ、ひとたび記憶と結びつけば、時間も距離も軽々と越えてしまう。 そんな「香り」の不思議さを、それぞれ異なる角度から感じさせてくれた作品たちでした。 それでは、#聴く珈琲 8月分の選考結果を発表いたします。 ▶8月の結果はコチラ「【#聴く珈琲_秋】8月」 〇最優秀賞 「金木犀は知っている」 作:紫冬湖 様 秋晴れの空、金木犀の香り、そして友香と飲む缶コーヒー。何気ない放課後のようでいて、その時間には卒業と別れが静かに近づいています。...
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2026年8月7日 ∙ 7 分
#聴く珈琲 ブレンド ボイスドラマコンテスト2026 一次審査講評
「声から生まれる、一杯の物語。」 そんな言葉から始まった「#聴く珈琲 ブレンド ボイスドラマコンテスト2026」。 このたび、一次審査の結果を発表いたしました。 今回ご応募いただいた作品は、全58作品。 企画を立ち上げた当初、これほど多くの作品をお寄せいただけるとは想像していませんでした。 まずは、このコンテストを見つけてくださったこと。そして、限られた応募期間の中で作品を考え、仲間を集め、声を収録し、編集し、ひとつの「物語」として届けてくださったこと。 ご参加くださったすべての皆さまに、主催者として心より御礼申し上げます。 58作品から、11作品へ 一次審査を通過したのは、11作品です。 一次審査は、油屋珈琲焙煎店 蔵の豆 店主・油屋が、すべての応募作品を聴いたうえで選考いたしました。 本当に、最後の最後まで悩みました。 「この作品を残したい。でも、こちらの作品も捨てがたい」 そんなことを何度繰り返したか分かりません。 単純に音声作品として「上手い」「面白い」という基準だけで順位をつけられる企画ではありません。 なぜなら、このコンテストの先には「作品を珈琲にする」という、もうひ...
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